唐津グルメ

今回、唐津に滞在して記憶に残った食事。

金曜日の夜は、唐津市内の老舗鰻店「竹屋」にて、ご宗家に御相伴し鰻を堪能しました。唐津の鰻は、蒸さないいわゆる関西風。肉厚の鰻をダイレクトに味わえて至福でありました。蒲焼は蒸したものも美味いと思いますが、白焼は蒸さない一択です。

ホテルの朝食バイキングで見つけた、唐津茶漬け。ご飯に、マグロやイカのたまり漬け、鯛の刺身などを乗せ、胡麻タレを掛けた上に出汁を張ったものです。新鮮な海の幸のトッピングが絶妙で、さらに胡麻タレが効いています。滞在中は、毎朝「唐津茶漬け」一択でした。手を加えた海の幸は、懐石では向付けにあたります。それとご飯。暖かい出汁は煮物を思わせます。それをお茶漬けとしてサラサラと頂く。サラサラと頂くのは湯桶に近いものがあります。つまり、唐津茶漬けは懐石を一椀で実現していると言うこともできるかもしれません。飯後の茶事でいいかもしれません。

最終日は、呼子に足をのばし萬坊という海中店でイカ三昧。採り立てのイカの姿造りは、部位によって異なる歯応えが楽しめます。食事した場所は海中。潮による揺れもあり、昼酒に大いに酔っ払いました。

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