トンカツはここと決めている店があります。正確にいうと、チキンカツですが。西武多摩湖線一橋学園駅にある「藤乃木」という店です。
大学に入学して、運動部に入部し練習後は先輩、後輩と夕食を囲むのが日常でした。そんな時の有力な選択肢の一つがこの「藤乃木」。この店の名物は、大根おろをを乗せた「ふぶき」というスタイルであるが、我々の一番人気は「チキンカツ」。当時のチキンカツというと脂身のないパサパサしたものが多かったが、ここのは皮の部分を活かしジューシーでサクサクに仕上がっている。もちろんボリュームもある。
まずは生ビールで喉を潤し、チキンカツ定食(低学年の頃はご飯大盛り定番であった)で腹を満たす。大学を卒業しても、床屋はキャンパス界隈の店に通い続けていたので、床屋に行くついでにチキンカツ、ビールが楽しみの一つでした。それが、突然の閉店。正確には移転とのことです。この店は、創業者の大将が引退し、当時の店員が後を継いでいたのですが、何かあったのか?
学生当時、通っていた中華料理屋、定食屋はすでに無く。今回、とんかつ屋も。そういうことであれば、キャンパスさえも、この地にはありません。残るは、床屋だけ。40年以上も頭と髪の毛を見てきているので、細かな注文せずとも、それこそ阿吽でカットしてもらえるのがありがたいのですが、いつまで通えるか。とんかつ屋がなくなって、ちょっと弱気になってます。