お化け

花柳界には、節分の日に芸者衆が仮装して福を呼び込もうという風習があります。このことを
「お化け」と称する花柳界は多いと思います。八王子には、古くからの花柳界があります。織物で栄えた頃には百名を越す芸妓が花を競ったと言われていますが、その後世の中の変化とともに花柳界も縮小。一時は芸妓の数も10名を割ろうかというところまで落ち込みました。

そこで奮闘したのが、今や八王子花柳界の代名詞でもあるM姐さんである。手作りのポスターを掲示したり、ネットを活用したり、M姐さんを慕って集まった芸者の卵達はM姐さんの芸に対する真摯な態度を目の当たりにして皆稽古に励み、今や芸のレベルでは関東随一とさえ思います。


八王子花柳界の「お化け」が違うのは、単に仮装するだけではないこと。皆、仕事、お稽古で忙しい中時間を捻出して早くから出し物の練習を積んできます。かつては、二人一組になって贔屓に披露してまわりましたが、ここ数年は大きな会場で全員で寸劇を披露するスタイルに変わりました。


写真は、水戸黄門を題材にした去年の出し物。今年は、獨楽庵がありますので「お化け」にはお目にかかれないと思いますが、成功を祈っています。

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