このブログでも、何度か書いたかと思いますが記念すべき小唄第一号は、「散るは浮き」という曲です。江戸の末期、二代目清元延寿大夫の娘、お葉が父の遺品のなかから松平不昧公から贈られたという歌を見つけ、その歌に節をつけたものです。
不昧公の歌は「散るは浮き 散らぬは沈むもみぢ葉の 影は高尾か山川の水」ですが、お葉ささんが優れているのは、最後の一句「山川の水」を「山川の水の流れに月の影」と変更しているといことろです。水に映る月を加えることで、情景に奥行きができたと思います。
さて、能書だけでは伝わらないと思うので、動画を作ってみました。唄っているのは、小唄松峰派家元・二代目松峰照師匠です。松平不昧公にちなんで、不祥私のお茶のお点前動画をつけてみました。