アメリカのシリコンバレーに済む友人の奥さん(二人とも元従業員)から、「亭主の50歳の誕生日祝いのサプライズにしたいから、世界中の友人に20秒のショートムービーを頼んでいる」とのメールがあったので、締め切りギリギリではあるが、自撮りにチャレンジしてみた。
iPhoneを三脚に固定してムービーを撮影して、それを20秒にカットすればいいだろ・・・と簡単に考えていたものの、想像に反して還暦過ぎの身には至難の技。最初に撮影したムービーを観たところ、違和感が。左右が反転してしまっているではないか。この修正方法を見つけ出すのにまず時間を要してしまう。ムービーの内容は、立礼机で点前をして、お茶が点ったところで”Happy Birthday!”に決めていたが、構図がなかなか決まらない。手元を写せば、顔が写らず・・・などなど。結局、撮影に2時間を要し、その後の編集も1時間以上。
やっと完成したムービーであるが、iPhoneで撮影したムービーは”,MOV”というフォーマットで、一般的なMP4ではない。その変換方法を見つけるのに時間を要したが、結論は単に”.MOV”を”.MP4″に書き換えればいいということ。灯台下暗し・・・はいいのだが、なぜAppleはわざわざMP4″ではなく、”MOV”などという拡張子をつけたのだろう。不思議だ。
それはともかく、日本とアメリカ西海岸の時差を考慮にいれれば締め切りに滑り込みセーフ。なんとか約束は果たせたようである。
20秒と言われていたのに、完成品の尺は22秒になってしまったが(笑)