献茶

昨日(9月6日)は、靖国神社において茶道宗徧流家元献茶式が執り行われました。献茶式に向けて、私は前日準備から携わりましたが、準備の日(9月5日)は台風15号が関東の南側を通過することによる大雨でした。宗徧流の関係者は、「さすが、雨男」と思ったことでしょう。

それでも、献茶式をはじめ、濃茶席、薄茶席、点心席とも雨をものともせずしっかりと準備を進め、翌日の献茶式当日に備えました。

献茶式当日は一転して、台風一過の快晴。もう少し、雨が残っても・・・と思いましたが、快晴は単純に嬉しいものです。日本の神様は、姿を見せずに、お出ましは何事かの気配と共にと教わってきました。風はその気配の筆頭でしょう。

靖国神社の献茶式、不思議に風が吹きます。雨も降ります。それは、ありがたいことに、靖国神社の英霊がお出ましになっていることと確信しています。一昨年の献茶式は、そぼ降る雨でしたが、御茶が点った瞬間に雨が止み、サッと風が吹き抜けました。英霊が御茶をお喜びになっていると直感しました。

靖国神社は、そういうところです。

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