慰霊茶会

東京茶道会が無事終わっても気を抜けません。翌週(10月19日)は、神奈川県戦没者慰霊堂で慰霊茶会です。春秋、年二回開催されている慰霊茶会では、各流派の家元あるいは幹部の先生による献茶が奉仕されています。今回は宗徧流の当番で、家元三女が献茶をご奉仕されます。

私は献茶後の慰霊堂にて、薄茶席を担当いたします。ホールですので客席は椅子。少し気を抜きがちですが、献茶の後の張り詰めた空気を崩さず、宗徧流らしく凛とした席にしたいと考えています。

神奈川県慰霊堂は、太平洋戦争だけでなく明治以降の戦争で命を落とした神奈川県民全てを慰霊されています。「私たちが生きている現在は、先人が命を賭して守ろうとした未来」という言葉を胸に刻み、先人に感謝し平和を祈る時間となることを念じて臨みます。

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