伽羅の香

去る、10月27日 八王子文化連盟が開催している「八王子文化祭」の一環として開催された「香の会」に参加しました。今回は、「三種香」という香を聞き分けるゲームでした。三種の香を3包ずつ用意し、それらの中からランダムに3包選択。それらを1包ずつ聞いてそれぞれが同じものか、違うものかを当て、その結果を香図というもので表現しますが、その香図それぞれに源氏物語に因んだ名前が付けられているのが、いかにも香道らしいと思いました。

香道と茶道は関連性が強く、ある意味では香道は茶道の母のように思うのですが、そのことは後日に譲るとして、今日は小唄。

有名な小唄に『伽羅の香』という曲があります。あまりに有名なので、小唄を始めて最初に教えるお師匠さんも少なくないと思います。私もそうでした。

“伽羅の香とあの君様は いく夜泊めても わしゃ泊めあかぬ 寝ても覚めても忘られぬ“

男が女の元に通う通婚の時代でしょうか。夜毎現れる君様は、伽羅をたき込んでいたらしい。重要なのは、想いは「香」ということ。寝ても覚めても忘れられないくらい、「香」は心に残るのでしょう。香で想いを伝える。日本ならではではないでしょうか。

My Favorit Foods

画像中、左手前にあるのはひよこ豆のペースト。中東では極めて一般的な料理で、イスラエルではフムスと呼んでいたが、おそらく周辺の諸国でも同じくフムスと呼んでいると思う。イスラエルではピタと呼ばれるパンでディップしたり、ピタを開いてその中にサラダ、ステーキと一緒に入れてサンドイッチのように食べることもある。ステーキとは肉を貼り付けた円柱状の塊を焼いて、焼けた部分を削ぎ落とすもので、中東版シュラスコと言えば通りはいいであろうか。

右手にあるのは同じくひよこ豆を使ったコロッケ。イスラエルではファラフェルと呼んでいたが、周辺諸国も同じだと思う。この写真はトルコ料理店でのものだが、フムスとファラフェルであったし、地元にあるエジプト人がやっている店でもファラフェルであった。

中東は我々島国で生まれ育った身には理解し難く複雑であるが、食べ物は共通点が多い。

なにはともあれ、ここにクラフトビールがあれば言うことなし。幸せである。

紅葉

今日は、朝から市営コートでテニススクールでした。午前、午後の2クラスに参加し課題を整理することができました。月曜日は、市内の都立高校のコートを借りてたっぷり4時間ダブルスと楽しみましたが、バックハンドストロークがどうにも厚く当たらず、チャンスボールも決めることができず苦杯を舐めました。

今日は早速コーチに頼んでバックハンドストロークを見てもらいました。原因はボールとの距離が近すぎることのようです。近い距離で打ち続けていたため、テイクバックでの腕とラケットの角度をリリースしないままヒットしていたようです。今日一日では修正はできませんでしたが、課題がわかればなんとかなるはずです。

クラスの合間に、公園のベンチで軽くランチしましたが、コート脇の楓?が見事に色づいていました。獨楽庵の紅葉、楓はまだ色づく気配がありません。今週から気温はぐっと下がるようですから、獨楽庵の木々が色づくのも時間の問題だと思います。