お化け

いささか旧聞に属しますが、花柳界には『お化け』という風習があります。節分の日に、芸者衆が変装をして客とともに大いに笑って鬼を退け、福を招くという慣わしです。

我が街八王子にも古くから花柳界があり、『お化け』も十年前に復活。コロナ禍d中断はありましたが、毎年楽しませてくれています。八王子花柳界のお化けが他の地と違うのは、芸者衆が仮装だけでなく、寸劇を披露してくれるところです。どれだけ稽古を積んだのか。もはや立派なパフォーマンスです。

今年は、水戸黄門を題材に、黄門様ご一行が悪行を重ねる悪代官を懲らしめるという鉄壁のストーリー。途中、芸者らしく鼓の芸が入ったり。最後は、全員で「マツケンサンバ」でフィナーレ。写真の姐さんは、ゴルゴ13メイクの角さん。

節分

昨日の寒さは和らぎ、穏やかな冬晴れの八王子です。今日は「節分」。獨楽庵が所在する八王子といえば、「高尾山・薬王院」。節分の今日は、豆まきが盛大に行われているはずです。

明日は立春。獨楽庵の庭の梅も花を咲かせています。茶室に注ぐ日差しもどことなく春めいた気がします。庭も茶室も徐々に春の装いに。と、初音が聞こえました。

斑唐津

去る12月5日、新宿・柿伝ギャラリーで開催されていた『藤ノ木土平展』を訪ねました。

酒器、懐石の器に紛れ数点の茶碗。斑唐津の茶碗が真っ先に目に止まり、即購入を決めてしまいました。白味の強い色合いも気に入ったし、何しろ土見せにケレン味が無い。「茶碗には茶を飲ませ、酒器には酒を飲ませよ」とは唐津在住の大先輩の言葉。

これから先、どのように変化するか。楽しみな器です。