セントアンドリュース

ゴルフ好きの方はピンとくるかもしれない。この写真の舞台は、スコットランドにあるセントアンドリュース・ゴルフリンクスの中でも、ゴルフの聖地と称される『オールド・コース』。その17番ホールにある橋。メジャー8勝を含む、ツアー38勝を誇る名プレイヤー、トム・ワトソンが最後の全英オープンをホールアウトした後、この橋の上でホールに向かって帽子を振り続け別れを惜しんだという伝説の橋である。

なぜここにいるのかというと、ロータリークラブのお陰。この地にある、セントアンドリュース・ロータリークラブ(RC)は、毎年、ここセントアンドリュース・ゴルフリンクスでゴルフコンペを開催している。これがただのゴルフコンペでないのは、全世界からロータリークラブの会員(ロータリアンという)が集結するからである。参加するために予選など条件はない。ロータリアンであること。ゴルフを愛していること。あと、オフィシャルHCがそこそであること(笑)くらいである。

このゴルフコンペ、予選はオールド・コースと隣のエデンコースの2ラウンドで行われ、上位者は翌日からの2ラウンドに臨む。だから、どんな下手でもかのセントアンドリュース・オールドコースで1回はラウンドできる。この時のメンバーで17番を終わった後に記念写真を撮ろうと撮影したのがこの写真。左の背の高い男はアメリカ人で、ナイキのアンバサダーをしているという。飛距離が全く違うので、ティーグラウンドとグリーン上でしか一緒にならない。もう1人は、フランスからの参加で、彼とは18ホールずっと話続けていた。ホールアウトした後、迎えに来た奥さんに「マサルはとてもゴルフが上手いんだよ」と紹介してくれた。上手いわけはないのであるが、そこは紳士の世界とご理解いただければ幸いであります。

紅葉

今日は、朝から市営コートでテニススクールでした。午前、午後の2クラスに参加し課題を整理することができました。月曜日は、市内の都立高校のコートを借りてたっぷり4時間ダブルスと楽しみましたが、バックハンドストロークがどうにも厚く当たらず、チャンスボールも決めることができず苦杯を舐めました。

今日は早速コーチに頼んでバックハンドストロークを見てもらいました。原因はボールとの距離が近すぎることのようです。近い距離で打ち続けていたため、テイクバックでの腕とラケットの角度をリリースしないままヒットしていたようです。今日一日では修正はできませんでしたが、課題がわかればなんとかなるはずです。

クラスの合間に、公園のベンチで軽くランチしましたが、コート脇の楓?が見事に色づいていました。獨楽庵の紅葉、楓はまだ色づく気配がありません。今週から気温はぐっと下がるようですから、獨楽庵の木々が色づくのも時間の問題だと思います。

SDGsに想う

いささか使い古された感のある「SDGs」。「持続可能な開発のため2030アジェンダ」として、2015年の国連サミットで採択された国際目標。17のゴールと169のターゲットから構成されている。

いつのまにか、SDGs=地球温暖化対策として偏狭に理解されるようになってしまった。いまでは、再生可能エネルギーと結びついてしまい、個人的にはネガティブワードになってしまっている。

東京八王子ロータリークラブでは、社会奉仕事業として市内の中高と連携した事業を継続している。これは端的にいうと、ラーニング バイ ギビング(Lerning by Giving)を取り入れた、社会問題を考えるワークショップである。ラーニング バイ ギビングとは、寄附行為を介して学習するという手法。

このワークショップでは、「貧困」にフォーカスしている。何故なら、SDGsの一丁目一番地は「貧困を泣くそう」 だから。ゴールはさらに「飢餓を無くそう」「すべての人に健康と福祉を」「質の高い教育をみんなに」と続く。環境問題はずっと後である。


今日は児童労働と戦うNPOがリードするセッション。地球上で労働を強いられている児童は1億6000万人以上。なんと日本の人口よりも多い。児童労働の背景は貧困である。貧困から抜け出すには教育が不可欠である。しかし、労働が優先されていては児童は教育を受けられない。まさに負の連鎖。これを断ち切ることが必要。一方で、消費者が低価格を求めることも児童労働につながる。対岸の火事ではないのである。