小春日和の獨楽庵。今日は二名のお客様をお迎えしました。いつもどおりに、一汁三菜、侘び仕立ての懐石による獨楽庵風「小茶事」。
イカの昆布締め、海老真薯、鰤の幽庵焼き、汁(生湯葉)。茶席(獨楽庵)は、茶入:北村祐庵所持 利休好鷲棗、茶碗:井戸、上口愚弄造、替茶碗:楽山焼、空入造。
料亭「美ささ苑」が楽の会を主催していた頃からのお客様。楽の会の茶会の思い出話に花が咲きました。私も楽の会月例茶会で、濃茶席を二度、薄茶席を一度担当したことがあります。1度目の濃茶席は、人生初の濃茶席で、今思うと肩に力入り過ぎだったなあと赤面。その時、お家元にお願いして譲って頂いた竹尺八の花入れ銘『堕落天使』を今日は床に向掛けしました。花は白玉。