3月26日から2週に渡って第4回倶楽茶会として「茶飯釜」に茶事を催します。8日、40席をご用意しましたが、お陰様で残席僅かとなっています。
巷では、茶飯釜を、「幻の茶事」とか「究極の侘び茶事」と称して神聖視している節がありますが、これには異を唱えたいと思います。滅多に行われない茶事ですので、「幻」であることは確かです。また、あり合わせの菜を見繕ってせめてご飯だけは目のまで炊けるのを楽しみましょうという趣向ですので、「究極の侘」と言っても差し支えないと思います。
ただし、神聖視するのは反対です。そもそも、茶飯釜はなんぞやという話になりますと、まず茶飯釜は不時の茶事の一つに位置付ける事ができます。不時とは、“アポなし“という意味です。親しい友人が、事前の約束なしに御飯時に尋ねてきた場合の茶事という事です。
約束していませんから、特に菜は用意していない事が前提です。台所で、菜(ようは酒の肴)になりそうなものを見繕って、一献を勧めつつ、米を用意します。いまでは、茶飯釜用の二重蓋の釜が用意されていますが、かつては口の大きな釜を流用したのかもしれません。
茶飯釜の特徴は飯を炊いた釜で湯を沸かし、茶を点てることです。道具を兼用する事で侘びが強調されます。ここが茶飯釜の真骨頂ですね。
不時(“ノーアポ“)ですから、贅沢な菜があるのは不自然です。あり合わせ数品。一品でも良いでしょう。目の前で炊けるご飯がご馳走なのですから。ですから、間違っても「茶飯釜」でおもてなしいたしますとか、案内してはならない。と、教わりました。
今回は、イベントとしての茶飯釜ですので、あらかじめ茶飯釜をいたしますことをアナウンスしておりますので、その辺りはご理解くださいませ。
◼️第4回倶楽茶会 お申し込み状況
3月27日(金)、28日(土)の各2席からを残して満席のご予約を頂き、申し込みを終了いたしました。27日、28日をご検討の方はお早めに思うしこみ下さいませ。
