去る12月21日(日)獨楽庵風大寄せ茶会『第三回倶楽茶会』を催しました。当日は明け方雨が残りましたが、日中は気温も上がりまずまずの茶会日和でした。雨男としましては、無事終了できほっとしています。
第一回に続き、今回も数寄茶の小張あゆみ氏とのコラボ。小張師により獨楽庵がどのような表情を見せるのか。如何でしたでしょうか。私は、楓の間にて濃茶席を担当しました。全体的に義士茶会の趣向でのぞみ、12月であるのに花入は桂籠、四方釜は釣りました。桂籠は、討ち入りを遂げた赤穂浪士の行進にちなみ。その赤尾事件で期せずして重要な役割を果たすこととなった、山田宗徧にちなみ四方釜。四方釜は釣るのが鉄則。
派手な水壺は、明時代の七宝。宝尽くし。宝井其角、大高源吾の両国橋の邂逅にちなみ、「宝舟」ならぬ「宝尽くし」
これで、正月を迎えられます・・・(笑)

