カレンダー更新

獨楽庵の5月のスケジュールを公開しました。[メニュー]→[カレンダー]でご確認ください。

合わせて2月のイベントのご案内です

1️⃣ 獨楽庵風大寄せ茶会〜倶楽茶会
気鋭の茶道家をお招きして獨楽庵(太柱席)の魅力を発掘する倶楽茶会
第一回は、湘南・小田原でご活躍の無持菴小張あゆみ氏と鎌倉所縁の獨楽庵の邂逅。
開催日 2月16日(日)午前10時より
会場 獨楽庵 (濃茶)楓の間 獨楽庵亭主・小坂宗優
       (薄茶)獨楽庵 無持菴・小張あゆみ氏
会費 6,000円
《詳細・お申し込みは、こちらから》

2️⃣桑心会別会〜名児耶明先生講演会
書道史・書文化研究の第一人者 名児耶明先生(元、五島美術館副館長)をお招きしての講演会。
開催日 2月18日(火)午前11時より
演題 「書の伝来」
会場 獨楽庵
会費 5,000円(点心、呈茶つき)
《詳細・お申し込みはこちらから》

3️⃣桑心会2月例会
江戸時代の茶人の書状を題材に、くずし字を読み解く勉強会。どなたでも、単発での参加可能です。
開催日 2月19日(水)午前11時より
会場 獨楽庵
会費 5,000円(点心、呈茶つき)
《詳細・お申し込みはこちらから》

今日の獨楽庵 – 2025年1月22日

今日の獨楽庵茶会は“夜咄風“として午後4時席入りで始まりました。冬至から数週間が経ち、徐々に陽が長くなっています。午後4時から初座をはじめましたが、中立でも露地は明るく、手燭を頼りに雁行で露地をいくことはありませんでした。後座の途中からようやく陽が沈み“夜咄“の雰囲気が出てきました。

獨楽庵では、後座は小間で電灯を消し自然光だけ。灯が不足するならば蝋燭を使うことを原則としていますので、昼間でも“夜咄“的な雰囲気はありますが、やはり陽が沈んだ後の暗闇での蝋燭の灯りは格別なものがあります。

2月いっぱいは最終席入時刻を午後5時まで延長しています。暗闇の露地に置かれた行燈は冬の茶の湯ならではの風情があります。是非、体験してください。

今日の獨楽庵 〜 2025年1月20日

今日は正午から二名のお客様をお迎えしました。床は岡田雪台公「福内鬼外」。お客様からは「鬼」の字が退散しているように見えると。確かに(笑) 書をアートとして鑑賞する第一歩。

お茶は、獨楽庵にて。水壺に大樋 泉喜仙造の焼締。大樋の焼締はかなり希少とのことであるが、その仕事を聞けば直ちに納得。太柱の前も負けない存在感。茶碗は、幕末の公家 鷹司政通卿作の赤筒茶碗。コロナ禍以降、大きな茶碗で大人数で回し飲みが憚れるようになり、濃茶に使える小ぶりな茶碗は貴重。