獨楽庵では、茶の湯に関連が有る無しに関わらず、皆様の好奇心を刺激する文化講座・同好会を順次開催してまいります。
文化講座は、各界の第一人者に獨楽庵にて定期的な講座を開講して頂くことを考えております。同好会は、講座(師弟)ではなく、講師も含め一緒に学んでいこうという会です。
まず、同好会の第一弾として『桑心会(そうしんかい)』が2月に発足しました。『桑心会』は江戸時代の茶人の手紙を読み解く会です。茶人の手紙からは当時の人間関係も垣間見れ、茶席での問答に役立つとともに、一般教養としても興味深いものがあります。
7月に小唄教室を開講しました。小唄は江時代末期に成立した三味線音楽の一つです。長くても3、4分の小曲ですが、庶民の心を写した味わい深い歌詞に、様々な邦楽のエッセンスを当てはめた節は、邦楽の窓口としても最適です。獨楽庵では、小唄松峰派家元・二代松峰照師に出稽古して頂きます。毎月、第二・第四木曜日 午後1時から午後4時に開講しています。