今日から庭の植木の手入れが始まります。獨楽庵は10日までお休みを頂きます。
その間、亭主は宗徧流義士茶会参加のため、佐賀県唐津を訪ねます。小笠原家は、1817年から1871年の廃藩置県まで唐津藩主を勤めました。宗徧流・山田家は小笠原家の茶頭を勤めていましたので、小笠原家について唐津に移りました。五世宗俊、六世宗学、七世宗寿の時代です。そのため、唐津を中心とする九州北部はには宗徧流が根付きました。
今年の義士茶会が、いわば宗徧流の故郷の一つである唐津での開催です。唐津界隈には、唐津焼をはじめ高取、有田、伊万里など窯元が多く、それらを訪ねるのも茶人の楽しみの一つです。また、グルメでは呼子のイカも忘れられません。
小唄松峰流には『呼子の女』という曲があります。小唄の紹介は後日改めて。