10日間の休館を挟み、昨日(6月13日)は半月ぶりに獨楽庵茶会を開きました。お馴染みのお客様2名とお連れ様。日中の気温が25度に近づきますと、空調のない小間席では少々火が鬱陶しくなりますので、昨日は八畳座敷の「楓の間」で、続き薄茶を差し上げました。席中は、最近品薄になっている抹茶話で盛り上がり、その後は宗徧流十一世家元・幽々斎宗匠お手作りの竹尺八花入を囲んで数寄話。亭主冥利でした。
本日(6月14日)は第2土曜日ですので「月釜」を開きました。初めて獨楽庵にお見えになる方ばかりでしたが、綺麗に整えられた庭を眺めながらのひと時を気に入って頂けたようです。
一汁三菜のミニマルな懐石による茶事「獨楽庵茶会」は、獨楽庵友の会の会員様を対象に開催しておりますが、「月釜」はどなたでも気軽に参加して頂けます。「茶道には興味はあるのだけれど、作法が・・・」という方にはぴったりのお茶席だと思います。
月釜は、毎月第2土曜日に開催しています。11時、12時半、14時の一日3席。季節の和菓子に続いて薄茶を一服差し上げます。作法など気にせずに、静寂な空間に身を置き、ひとときの安らぎの時間を如何ですか。
画像は、獨楽庵で常用している、市内千人町『旭苑』製の「あじさい」。少し冷やしてお出ししました。