今日の獨楽庵|2025年10月21日

肌寒い一日。お客様もなく、道具の整理と炉の準備を進めました。全て納得して自ら求めた道具ですが、気持ちの移り変わりか、歳をとったのか、好みが変わってきていることがよく分かります。

獨楽庵では、自ずと喫茶は小間が中心になります。そうした環境で茶の湯を続けていると、小さな道具、控えめな道具が愛おしくなってくるようです。それとは裏腹に、若い頃に求めた道具は自己主張の強いものが目立ちます。真逆です。正直、そのような道具は遠ざける傾向にあるのですが、いつの日かそのような道具も取り入れて、納得のいく道具組みができたら、それは進歩したという証になるのかなあ・・・と思っています。

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