茶道宗徧流義士茶会

今日(12月8日)は、茶道宗徧流の義士茶会です。今年は、九州・唐津で開催されました。唐津藩主・小笠原家の菩提寺であ近松寺で吉良、浅野両家の菩提をともらうための法要に続いて、濃茶席。唐津焼の本場らしく大ぶりな古唐津耳付の水壺、奥高麗の茶碗が目を引く。床には利休の炭の文。当時の炭の貴重さが読み取れる。

続いて薄茶席(未来席)は、近松寺で子供の頃から稽古を続けてきた大学生、高校生たちだけの運営。若々しい道具は、濃茶席と対称的でほっとさせる。続いて、旧大島邸に移動して力囲席(立礼席)は、新調の力囲棚で、席主の鹿児島支部らしく薩摩つくし。種子島焼きは焼締だとおもうが、野趣に富み見所が多い。点心を頂いて、バスでホテルに帰還。

夕方6時からはホテルで懇親会。200名程が円卓を囲む。打ち合わせでは、開会宣言、理事長挨拶に続き、観世流の同好3名で祝儀として仕舞「鶴亀」を。私は、シテを勤めます。地元の銘酒で鏡割りをして乾杯。いい酒が飲めるかどうかは、「鶴亀」の出来次第。

いい酒が飲めますように。

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