昨日(2月16日)は、獨楽庵初の大寄せ茶会『第一回倶楽茶会(くらくちゃかい)』でした。五十名のお客様に朝からご来庵頂きました。獨楽庵では、日頃は『獨楽庵茶会』と称して、一汁三菜の懐石によるコンパクトな茶事を開催していますが、「会員以外でも参加できる」「一人でも気軽に参加できる」茶会をとの声にお応えるかたちで実現することができました。
三畳台目の獨楽庵をゲストの席主にお使い頂くことで、獨楽庵の新たな魅力を引き出すのも『倶楽茶会』の目的の一つです。第一回の今回は、小田原・鎌倉を中心にご活躍中の無持菴・小張あゆみ氏に獨楽庵をお願いしました。湘南をホームとする小張氏らしく、武藤山治翁・好日会を中心に北鎌倉の数寄をテーマに興味深いお席でした。
午前中にいらしたお客様が多く、中には3時間お待ちい頂いたお客様がいらしたことが最大の反省点です。次回は、このような事がないよう、時間指定ができる形でご案内できるよう検討を開始しました。私は、広間で濃茶席を担当しました。小張氏の獨楽庵(薄茶席)と対比が際立つように趣向を考えました。如何でしたでしょうか。個々に反省点はございます。真摯に検討し次回に役立てたいと思います。
ご来庵くださった皆様。心より御礼申し上げます。
第二回もぜひお出ましくださいませ。
【お願い】最小限のスタッフで運営しておりましたため、茶会の映像記録を残す事ができませんでした。差し支えない範囲で結構ですので、画像を共有していただける方がいらっしゃいましたら、獨楽庵までご一報くださいませ(メール info@dokurakuan.com)。
★お忘れ物(鍵、風呂敷)がございました。お心当たりの方は獨楽庵にお申し出ください。ホームページまたはメールですとスムーズに対応できます。