11月のスケジュール

ホームページの「11月のスケジュール」を更新しました。

11月8、9、10日は体験茶会を開催します。その準備のため7日まで閉館します。獨楽庵(3畳台目右勝手席)、船越席(3畳台目左勝手席)、楓の間(広間)、全席で畳を炉畳に交換し炉の準備を進めています。

体験茶会は、11月の下旬 23、24、25、26日にも開催します。お申し込みは、「ホーム」→「お茶会申し込み」からお願いします。

Cha-No-Yu Experience (Tea Celemony)

The Dokurakuan invites those who are interested with Cha-No-Yu Experience to the Tea gathering (or Tea celemony) in November. It is not necesary to have any experience or knowlegde in Cha-No-Yu, but respectation on Cha-No-Yu or Japanese tradisiton is trully expected.

Cha-No-Yu gathering (Tea Celemony) will be taken place on 24th and 25th November, On these days, Cha-No-Yu will be operated mostly in English. Please contact us through our web site (sorry all written in Japanse at this moment) or simply send us an email (info@dokurakuan.com)

Dokurakuan is located in Hachioji-shi, Tokyo. The nearest public trasnportaion is JR Hachioji station or Keio Hachioji Station. Both are 10 minutes by walk.

There are some guidelines:
(a) One group of guest must consists no more than 3 people.
(b) No jewrly is allowerd.
(c) No perfum is allowed.
(d) Stools are available upon request.

During Tea gathering, a sweat and a bowl of tea will be served, for FREE OF CHARGE.

正座

お茶=正座 と考えている方、多いようです。

茶室は正座をして全てがいい塩梅になるように造られていますし、道具を手に取って眺める時も正座(畳に近い)の方が安全です。一方で、日本の住宅から和室が急速に減っているいま、正座をする機会さえほとんどなくなっています。

獨楽庵にも「正座ができないのですが、大丈夫ですか?」というお問い合わせを多数頂きます。そのようなお客様には、席中に椅子をご用意しています。正座ができないというだけで、茶の湯を遠ざけるのはあまりに残念です。正座に少しでも不安をお持ちなら、椅子をお使いいただくことで、安らかな気持ちでお茶に対することができます。大事なのは、「安らかな気持ち」だと考えています。不安がないからこそ、心を開き、五感を研ぎ澄ませ、感受性を高めることができます。

立礼という作法があります。立礼机(りゅうれいじょく)と呼ばれるテーブルを使ってお茶を点てる方法です。獨楽庵でも、立礼を取り入れて行きたいと思います。ただし、立礼には未だ未消化の部分も多く残されています。正座と同じ体験が提供できるか、創意が求められます。単に快適を求めるだけであれば、それは茶の湯体験の質を落としてしまいかねないからです。

獨楽庵で立礼をやるからには、体験の質を高める方法を模索しながら続けていきたいと考えています。

*写真の立礼机は、茶道宗徧流十一世家元 幽々斎宗匠考案の『力囲棚』です。

ドレスコード

体験茶会を検討されている方々からドレスコードについて問い合わせを受けますので、簡単にお答えします。

基本的にドレスコードはありません。大寄せの茶会ですと、あまりカジュアルな服装ですと他のお客様の気分を損ねる恐れもありますが、獨楽庵の体験茶会は一席一組のパーソナルな茶会ですので、他のお客様のことを気遣う必要はありません。ただ、汗まみれ泥まみれは困ります。

その上でいくつかお願いしたいことがあります。

アクセサリー、特に指輪は茶室に入る前に外してください。茶の湯は美術品を手で取って鑑賞する場でもあります。指輪は美術品である道具を傷つける恐れがありますので、ご配慮ください。
また、茶の湯はお茶の香り、お香など香りを楽しむ場でもあります。香水はお控え下さい。
時計も外したほうが茶の湯の時間を楽しむことができます。茶の湯はそもそも日常のなかなの非日常ですので、時計や携帯電話は身につけないほうがより深く味わえるとおもいます。

獨楽庵では、茶室での椅子も用意しています。正座が苦手だからという理由だけで茶の湯を遠ざけてしまうのは残念です。申し込みのときにお気軽にお申し出ください。

その他、質問、気がかりなことがありましたらお問い合わせください。

霜月体験茶会

獨楽庵、今月の体験茶会は
【第一期】11月8日(水)、9日(木)、10日(金) 
【第二期】11月23日(祝)、24日(金)、25日(土)、26日(日)
の7日間開催します。

各日、4席。各席3名様までのパーソナルな茶会です。気軽にご参加ください。

ドレスコード:なし ただし、指輪などのアクセサリ、時計は席入前に外してください。
椅子を用意しますので、申し込み時にご所望ください。

申し込みはホームページ 「メニュー」→「お茶会申し込み」からお願いします。

ようやく秋らしくなってきました

日中は汗ばむ陽気でも、朝晩は暖をとりたくなるようになってきました。ようやく待ちに待った秋到来です。

食欲の秋、スポーツの秋、文化の秋・・・日本人が多方面から秋を愛していたことがわかります。お茶では秋が深まると、夏の間は鬱陶しかった火が恋しくなります。十一月になると、いよいよ炉を開きます。同時に、今年摘まれた新茶を味わいます。そのことから、十一月は茶人の正月とも呼ばれています。

獨楽庵でも、十一月には炉を開き皆さんのご来庵をお待ちしています。初心者・未経験者向けの「体験茶会」は【第一期】11月8日(水)、9日(木)、10日(金) 【第二期】11月23日(祝)、24日(金)、25日(土)、26日(日)の7日間開催します。

お申し込みは「メニュー」→「お茶会申し込み」からお願いします。

霜月体験茶会 前期予約開始しました

未経験者、初心者向けの気楽な体験茶会です。一席一組、最大三名様で運営していますので、どなたでも気兼ねなく茶席を楽しむことができます。ご家族、ご友人とお出掛けください。本格的な茶室で、和菓子に続いて亭主の点前で薄茶を一服差し上げます。

11月は茶人が待ちに待った「炉開き」です。夏の間閉じられていた炉(畳に設えられた囲炉裏)が開けられ、火が入ります。夏の間の風炉とは違った風情をお楽しみください。

ご予約は、【メニュー】→【お茶会申し込み】からお願いします。

11月23日から26日にも体験茶会を開催します。こちらのご予約はしばらくお待ちくださいませ。

秋の体験茶会 終盤

9月から開催してきました「秋の体験茶会」。多くの皆様にお出ましいただきました。茶の湯の面白さを少しでも感じ取って頂けたら幸いです。

「秋の体験茶会」も余すとろあと二日。明日9日が最終日です。八王子も一気に秋めいて参りました。先週は中置きも躊躇うほどの暑さでしたが、今日は気温が一気に下がり、明日は雨も会って肌寒さも感じる陽気。中置きどころか炉が恋しくなりました。人間というのは勝手なものですね。

体験茶会。次回は11月です。待ちに待った開炉。どのような趣向でお迎えするか思案中です。近侍中に予約フォームをアップしますので、ご予約お待ちしています。服装、持ち物など気にせずに思い切って挑戦してください。ただ、指輪、時計、強い香水はご配慮ください。「体験茶会」と銘打っていますが、ベテラン茶道家の皆様も大歓迎です。

参加された方は、感想をご自身のSNSなどで発信して頂けると大変嬉しいです。

ブログはじめました

「亭主のつぶやき」というタイトルでブログをはじめました。獨楽庵ホームページのブログは公式な連絡に。「亭主のつぶやき」はパーソナルなブログとして、自身の茶の湯活動や趣味に関することなどを気ままに綴ってまいります。

毒楽庵をサポートしてくださる方々とのコミュニケーションの役立てられえばと思っています。

メニューの「亭主のつぶやき」をクリックしてお進みください。コメント大歓迎です。

https://www.dokurakuan.com/teishu/

小間席の準備

空調がないため、夏の間は使えなかった小間席。11月の開炉に向けて準備を始めました。流石に30度を超える日は蒸し暑くて長時間は席中にいいれなかったのですが、25度を下回ってくるとなんとかお茶一服くらいはできそうです。

日本家屋は「夏を主に」設計されていたという話を読んだ記憶があります。茶室は、北向きに。露路の木々で陽を遮ることで、体感は実際の気温よりもかなり低く感じることができます。開炉と同時に小間席での茶会を再開しようと思っていましたが、それ以前に再開できそうです。10月の茶は広間より小間の方が侘びを感じることができますしね。