今日の獨楽庵|2025年10月15日

今日は、江戸時代の茶人の書状を題材に、古文書を読み解く勉強会「桑心会」でした。題材は、江戸後期の絵師、俳人 酒井抱一。若い頃の放蕩の末に、芸術の才能を発揮し己の世界を築き上げる。遊び人の憧れです(笑)

今日も、12名のメンバーが集まり熱心に古文書の解読に挑みました。その後は、関連する話題を楽しみながら点心。さらに、呈茶。今日の道具組は、先日の東京茶道会の「跡見」の趣向で。床の、陶淵明は抱一とは真逆のパーソナリティなれど、文人の憧れという点では等しく。

桑心会は、原則毎月第三水曜日に開催しています。どなたでも参加できます。一回完結ですので、ご自分のペースで参加頂けます。次回は、11月19日(水)です。

詳しくは専用ページ

今日の獨楽庵|2025年10月14日

今日の獨楽庵はお客様もなく、ゆっくりと先日の東京茶道会で使った道具の後片付けをすることができました。一部の道具は、明日の桑心会の呈茶席でも使います。「跡目」の趣向ですね。

明日は、江戸時代茶人の書状を題材に、古文書を読み解く勉強会「桑心会」です。回を追うごとに参加者も増え、賑やかに和やかに楽しんでいます。

桑心会では、書状(手紙)を題材にしていますが、“スピンアウト“として、山田宗徧が書き残した「茶道便蒙抄」を読み込む会も検討しています。山田宗徧は、玄白宗旦の最後の弟子です。その宗徧は自身が書き表した「茶道便蒙抄」を前にして、「宗旦翁から習ったことと一字一句違わない」と自負しています。宗旦時代の茶の湯の考え方に迫る価値ある書物だと思います。私が、宗徧流を嗜んでいることを抜きにしてもです。

現代の茶道として教わったこととは切り離して、江戸初期の茶道を覗き見る感じで読み進められればと考えています。

今日の獨楽庵|2025年10月13日

東京茶道会・不昧軒から一夜明け、今日は獨楽庵の月釜でした。道具は、昨日の道具組を活かして「跡見」の趣向で。

獨楽庵月釜も、気楽の茶の湯を楽しめる機会として認識されつつあるようです。一度いらしたお客様がお友達を誘って再びお見えになる。亭主冥利です。

今日は、気温が高かったため広間を使いましたが、次回からはできるだけ小間にお招きしたいと思います。次回は開炉です。

◼️◼️◼️11月月釜◼️◼️◼️

日時 11月9日(日)
 ①11:00、②12:30、③14:00 の3席
会場 桑都茶苑「獨楽庵」
   八王子市元横山町1-14-9
会費 1,000円

詳しくは専用ページをご覧ください。