カレンダー更新

7〜9月のカレンダーを更新するとともに、10月のカレンダーを公開しました。
ホームページ www.dokurakuan.com/calender でご確認ください。

秋はお茶会シーズン、亭主も流儀の献茶式・茶会、茶友のお茶会の手伝いなどに参加のため休館が増えております。悪しからず、ご了承くださいませ。

また、10月19日(日)には、神奈川県戦没者慰霊堂おきまして戦没者慰霊茶会の席主を勤めます。お近くにお出ましのことがございましたら、お立ち寄りくださいませ。

日時 令和7年10月19日(日)
   《献茶》茶道宗徧流十一世家元・山田宗徧宗匠ご奉仕
   《茶会》第一席 小坂宗優(宗徧流)薄茶
       第二席 上原翠亀氏(煎茶・東阿部流)立礼
       第三席 中山宗敏氏(裏千家流)薄茶

茶券 4,000円

茶券ご希望の方は、獨楽庵までお申し出ください。献茶式の受付も獨楽庵にて取りまとめいたします(先着30名)。

獨楽庵の楽しみ方

獨楽庵は日本文化を愛する皆様に多角的な楽しみを提案できる空間であることを目指しています。とは言っても、獨楽庵は茶室と茶庭を有する茶苑ですので、まずは茶の湯の楽し見方を探索しています。

ホームページでは書き尽くすことができない獨楽庵の楽しみ方については記事にまとめ、noteというサイトに投稿しています。現在のところ、『獨楽庵茶会(茶事)』と『月釜』の詳細のみの掲載ですが、今後鋭意追加して参ります。

noteの投稿記事は、こちらから。

夏の獨楽庵

本格的な夏の到来・・・のようです。しばらくは日中の気温が30度超えの予想が続いています。冷房がない時代、これほどまでの酷暑ではなかったにせよ、夏の日中の茶事は厳しかったはずです。それでも茶の湯をしたい茶人は、まだ外気温が上がりきらない朝のうちに茶の湯をすることを思い立ちました。今手言う「朝茶」です。さらに、陽が登る前に「暁の茶事」を行うことも。こうして、暑さを凌ぎつつ秋の到来を待ったわけです。

現代人の感覚からすると、「では、夜にもできるのでは?夜咄という茶事もあることだし」と迂闊に思ってしまうのですが、その思いつきは達人の一言で一掃されてしまいました。「じゃあ、やってみれば?」と。夏の夜、火を灯した茶室で何が起こるか。簡単です。虫が集まる(笑)茶の湯どころではありません。

ということで、夏は朝。獨楽庵でも「朝会」を計画しています。6時席入りで8時過ぎに終了。これなら、ギリギリ仕事に間に合うでしょう。いや、昨今はすでに6時でも暑いので、5時席入りか。手始めに、週末に開催してみようと思います。

それとは別に、現代はエアコンという文明の力があります。獨楽庵では、八畳の「楓の間」にのみエアコンが敷設されていますので、夏の酷暑の間、獨楽庵茶会は初座も後座も「楓の間」を使用します。初座と後座で茶室を変えるのが獨楽庵茶会の魅力の一つですが、夏の間はどちらも「楓の間」でいたしますこと、ご了承くださいませ。