今日の獨楽庵|2025年12月16日

楽しみながら茶事の経験を積む“同好会“「桑遊会」を開催しました。

「桑遊会」は、4名一組で亭主、半東、正客、詰客を輪番で担当しながら、年12回茶事を楽しむ会です。お互いにフィードバックしながらお互いに力を高めていくことを目指しています。

懐石は基本的に「亭主」の担当ですが、過度な負担にならないように一汁三菜としています。当日は、亭主と半島は9時に集合し、懐石と席の準備。11時に亭主迎付けから始まり、懐石、亭主点前による濃茶、薄茶と進みました。

これまで、漠然と思い描いていた茶事を実際に経験することで、より明確なイメージと学ぶべき点を発見できたことと思います。次回は12月開催です。

今日の獨楽庵|2025年11月12日

予約の無い一日。今日は一日獨楽庵に籠って、道具の入れ替えと炉の準備をしました。ここ2週間で急に夏から秋(冬か?)に変化しましたので、それに応じて道具も殆どを入れ替えました。常日頃「季節感の無い男」と吹聴しておりますが、それでも急な気候の変化は堪えるようです(笑)

今週末は会員様がプライベートな茶会を催されます。同日には、茶事同好会「桑遊会」も開催されますので、まさに獨楽庵の将来を占う一日になりそうです。

その後は、
11月19日(水) 桑心会
12月13日(土) 月釜
12月21日(日) 第3回倶楽茶会

と、イベントが続きます。お目に掛かれますことを。

今日の獨楽庵|2025年10月9日

獨楽庵月釜を開催しました。月釜は11時、12時半、14時と1日3席を開いていますが、遅い時間ほど人気があります。逆に、獨楽庵茶会は皆様早い時間を選ばれます。私は、大寄せ茶会は遅い時間に伺うことが多いです。多くの席は回れなくても、待ち時間少なく席入りできるのが自分のペースにあっているような気がします。

床には、松永耳庵の「一夜落花雨 満城流水香」を掛けました。句の意味から、春に掛ける軸かと思いますが、雨混じりの一日だったのであえて。最終の席は7名様でしたが、なんとか獨楽庵でお茶を差し上げることができました。獨楽庵は、つくづく良くできた席だと思います。

12月21日(日)の「第三回倶楽茶会」では、数寄茶の小張あゆみ氏が獨楽庵を担当します。獨楽庵はどのような表情を魅せるでしょうか。

第三回倶楽茶会
日時 令和7年12月21日(日)午前10時より
会場 桑都茶苑「獨楽庵」
   東京都八王子市元横山町1-14-9
【濃茶席】獨楽庵小坂宗優(広間・楓の間)
   【薄茶席】無持菴小張あゆみ氏(小間・獨楽庵)
会費 6,000円

詳細、お申し込みは専用ページ