今日の獨楽庵 – 2025年5月19日

GW中は釣釜で茶飯釜を楽しんだ獨楽庵ですが、GW明けは炉を閉じ風炉の季節になりました。日中の気温が20度を超えてくると、空調のない小間は厳しくなりますが、この日は曇り空で時折雨も降る“絶好“の天気。後座は、太柱の獨楽庵にお招きしました。

獨楽庵は、右勝手(いわゆる逆勝手)。炉は向切なので、頭の中では「風炉の点前」と思っていればなんとかなりました。しかし、風炉になると風炉と水壺の置き合わせが逆になります。流祖・山田宗徧が残した『茶道便蒙抄』の置き合わせ絵図を頼りに点前を「解読」していますが、慣れないことには変わりありません。獨楽庵を含む小間で風炉ができるのも後数日でしょう。右勝手の風炉に慣れる前に季節が終わってしまう・・・ と、茶道初心者の心境です。

これからの暑い時期、初座(懐石)、後座(喫茶)とも八畳広間の「楓の間」で行うことになると思います。腰掛を使って、亭主迎え付から始めようと思います。
【迎え付け、初座入り】→【懐石】→【炭点前】→【菓子】→【中立】→【後座入り】→【喫茶】という流れになろうかと思います。

皆様のご来庵をお待ちしております。

朝の茶事

獨楽庵ではゴールデンウィーク中に炉を閉じで、5月は初風炉の風情です。ところが、春になったと思ったら、晴れた日には日中の気温が30度に届こうかという陽気になってしまいました。こうなると、獨楽庵の小間は空調がないので使えなくなります。夏の間は初座、後座とも空調のある広間「楓の間」でということになります。

それでは、獨楽庵の良さが伝わらないので夏場もなんとか小間を使おうとすると、考えられる手は早朝。午前6時頃からなら気温が上がる前に茶事を終えることができますし、そこから仕事に行くこともできます。さらに夜明け前から茶事を始めれば、時の流れとともに変化する陽を楽しむこともできます。

今年は、「朝会(朝茶)」、「暁の茶事」に挑戦してみようと思います。

午前6時席入。

緊急のご連絡

昨日(5月11日)ホームページよりお申し込みを頂戴いたしました メールアドレス “nanxxxxx”様、頂戴いたしましたメールアドレス宛に確認メールが送信できません。

お手数をおかけして恐縮でございますが、メールアドレスをご確認頂き、再度申込フォームをご送信いただけませんでしょうか。

5月11日のお申し込みは、5月21日ご参加で承っております。

よろしくお願いしいたします。

獨楽庵亭主
小坂宗優