5月5日は楚の詩人であり政治家でもある屈原の命日(紀元前278年5月5日)。
秦の諜略に踊らされる楚の懐王を諌めるものの聞き入れられず、滅び行く愛する祖国・楚を儚み汨羅江に入水し自ら命を絶ったといいます。屈原を愛した楚の人々は屈原の亡骸が魚に食べられないよう、米や卵、さらには魚を酔わすために酒を投げ込んだといいます。後に米は葉に包まれ蒸されたものに変化しました。これがチマキの起源です。
花入は宗徧流10世家元四方斎宗匠手造りのちまき花入。
ゴールデンウィークの獨楽庵
新緑と苔が生き生きとしたグラデーションを見せる中、紅葉の葉が絶妙なインパクトを加えています。
春から初夏の獨楽庵。そろそろ釣り釜もしまい、ゴールデンウィーク明けには初風炉を迎えます。昨年のこの時期、とりあえずのプレオープンをアナウンスして以来、手探りでこの茶境を活かす方法を考えてきました。現時点では、茶の湯未経験者、初心者向けの「桑都体験茶会」と獨楽庵友の会の会員様向けの「獨楽庵茶会」の二本立てで進めています。
「桑都体験茶会」ではお菓子に続いて薄茶を一服差し上げています。一席一組限定ですので、初対面の方と相席することもありませんので、服装や作法に気兼ねすることなく一服を楽しむことができます。「獨楽庵茶会」では、昼時であれば一汁三菜で一献を差し上げた後、濃茶と薄茶を差し上げています。飯後でしたら、菓子を中心に一献差し上げています。
お茶会の詳細、お申し込みはホームページからお願いします。
5、6月のスケジュール
5月、6月のスケジュールを公開しました。ホームページ 「カレンダー」のサブメニューでご確認ください。
4月までは 茶の湯未体験、初心者向けの「桑都体験茶会」(無料)と「獨楽庵友の会」会員様向けの「獨楽庵茶会」の開催日を分けていましたが、両者を一本化し「茶会の日」として設定しました。
カレンダー上で、「茶会」と表示されている日は、空席があれば「桑都体験茶会」「獨楽庵茶会」ともお申し込みお申し込みを受け付けています。
「桑都体験茶会」は、午前中であれば①11:00または②12:30、午後であれば③14:00または15:30をお選び頂けます。
「獨楽庵茶会」は、午前中は①11:00、午後は③14:00からです。それ以外の時間帯をご希望の方はご相談ください。