獨楽庵文化講座第一弾 小唄教室始まりました。

獨楽庵は日本文化に基づいた文化振興、文化創造を目指してます。まずは、まさに「市井の山居」とも称すべき茶境を生かして茶の湯文化を深めています。

一方、茶の湯にこだわらずに広く日本文化を広め、深めていきたいと考えています。その第一弾として、小唄家元 松峰照師匠の稽古場の開設を進めています。正式開講は6月の予定です。5月は体験稽古として無料で稽古を体験して頂いています。

本日、1回目の体験稽古を開催しました。稽古は、体験とはいえ師匠とマンツーマンです。師匠の唄にあわせて歌い始めると不思議に誰でも一通り歌えるようになります。小唄(江戸小唄)は日本の伝統芸能に興味のある方には最適の窓口にもなります。

次回の体験稽古は、
5月23日(木)午後1時から4時 *ご希望の時間でご予約ください。

初風炉の獨楽庵

「朝晩は冷え込み・・・」などど言っているうちに、一気に春を飛び越え初夏の陽気の東京八王子です。

獨楽庵では、ゴールデンウイークいっぱいで炉を閉じ、夏の設にかわります。そのため暫くお茶会はお休みしますが、5月20日(月)より再開します。爽やかな風に吹かれての初風炉にいらっしゃいませんか。

5月、6月は以下の日に空きがございます。
【5月】21日(火)、29日(水)、30日(木)、31日(金)
【6月】 1日(土)、21日(金)、22日(土)、23日(日)、29日(土)、30日(日)

お申し込みはこちらからどうぞ。

粽(ちまき)

5月5日は楚の詩人であり政治家でもある屈原の命日(紀元前278年5月5日)。
秦の諜略に踊らされる楚の懐王を諌めるものの聞き入れられず、滅び行く愛する祖国・楚を儚み汨羅江に入水し自ら命を絶ったといいます。屈原を愛した楚の人々は屈原の亡骸が魚に食べられないよう、米や卵、さらには魚を酔わすために酒を投げ込んだといいます。後に米は葉に包まれ蒸されたものに変化しました。これがチマキの起源です。
花入は宗徧流10世家元四方斎宗匠手造りのちまき花入。