獨楽庵での学び

あまり知られていませんが、獨楽庵では茶道教室を開催しています。広間と三つの小間席、露地を備えた茶境は茶道を総合的に学ぶために最適な環境です。獨楽庵の茶道教室では、この恵まれた環境を活かした稽古を行っています。目標は、自立した茶人の育成です。そのためには、点前以外のこともしっかり学習していきます。→専用ページ

茶道教室以外にも獨楽庵には学びの機会があります。

◼️ 桑心会(そうしんかい)→専用ページ
江戸時代の茶人の書状を題材に、古文書を読み解く勉強会です。毎月第三水曜日に開催しています。一回完結ですので、ご自身のペースにわわせて参加することが可能です。現在15名程のメンバーで開催しています。
 開催日 毎月第三水曜日(月一回)
 時間  午前11時より勉強会(1時間)、点心、呈茶
 会費  5,000円

◼️ 桑遊会(そうゆうかい)→専用ページ
茶事の実践経験を積むことを目的とした同好会です。一組4名で運営します。4名は、亭主、半東、正客、詰客の役割を輪番で勤めます。月一回開催。十二ヶ月。
希望者が4名集まった時点でグループを作り、12ヶ月間活動します。
すでに1グループが出来、11月から活動を始めます。
 開催日 組ごとに相談
 時間  亭主・半東 9:00より準備 正客・詰客 11:00席入
 参加費 5,000円(友の会会員)、7,000円(非会員)

◼️ 講演会
専門家をお招きしての講演会も随時企画してまいります。令和7年二月には、書研究の第一人者、元五島美術館副館長の名児耶先生をお招きしご講演頂きました。
講演会の企画が決まり次第、ホームでご案内いたします。

風炉の名残

雨雲が去った後の爽やかな秋晴れ。伊勢神宮から戻り、静かに開炉の準備を進めています。10月は名残の茶。やつれ道具を楽しむ代わりに、自分の骨が欠けてしまうというハプニングはありましたが、順調に回復しております。

この連休に炉を開きます。口切りなどは致しませんが、多少なりとも開炉を祝う趣向ができればと思っております。11月は他方で口切りの茶事などでお忙しいこととは存じますが、清々しい秋空のもと、ひと時を獨楽庵で過ごしていただければ幸いに存じております。

来年2月までのカレンダーを更新しております。ご確認くださいませ。

自在

炉に釜を釣る際に二つの方法があります。一つは鎖。もう一つは、竹の「自在」を使う方法です。竹の自在は宗徧好みですが、使用に際しては条件があります。

宗徧流流祖・山田宗徧が著した茶道指南書『茶道便蒙抄(さどうべんもうしょう)』によれば、まず年齢は50歳以上。主たる師の許しを得て使う。と、あります。また、中柱がある茶室では使用ないという条件があります。

獨楽庵は、太柱が目を引きますが、この柱は床柱であって中柱ではありません。条件クリア。私は現在63歳ですので、年齢制限もクリア。後は、師匠。いまの師匠は家元ですので、家元に願ってお許しを頂かなければなりません。☜ここが一番の難関か。

来月の稽古に実物を持参して、極めて頂いた上でお許しを頂こうと思います。

今秋、もし自在が掛かっていなかれば、家元から「まだ早い」と諭されたとご理解ください。