春が待ち遠しく、小正月があけた頃から掛けているお軸ですが、今日でお仕舞いです。今日は、高尾山薬王院では節分会の豆まきが催されますが、平地では雨でも山中はどうでしょうか。何をおいてもお怪我さなりませぬよう。
今日は、四名のお客様をお迎えします。八王子は現在2、3度で気温は上がらない様子です。暖房はなくとも獨楽庵にお招きするか、空調のある広間にするか。思案中。宗徧流の門人なら「寒さもご馳走」と獨楽庵一択なんですが。
月釜はじめました。毎月第二土曜日開催。
春が待ち遠しく、小正月があけた頃から掛けているお軸ですが、今日でお仕舞いです。今日は、高尾山薬王院では節分会の豆まきが催されますが、平地では雨でも山中はどうでしょうか。何をおいてもお怪我さなりませぬよう。
今日は、四名のお客様をお迎えします。八王子は現在2、3度で気温は上がらない様子です。暖房はなくとも獨楽庵にお招きするか、空調のある広間にするか。思案中。宗徧流の門人なら「寒さもご馳走」と獨楽庵一択なんですが。
早いもので今日から「如月」です。別名「梅見月」とも呼ばれるようです。獨楽庵、梅の木の蕾はかなり育ちましたが、開くのは来週あたりになりそうです。獨楽庵では、白梅が先に開き、紅梅が後を追います。
今月の獨楽庵はイベントが続きます。
2月16日(日)は、”獨楽庵風大寄せ茶会” 第一回倶楽茶会を開催します。「倶」は「獨」と反対に皆でともにという意味があります。「獨楽庵」では、気の置けない茶友同志の小規模な茶事を楽しんでいますが、時には初対面の方と同席して友達の輪を広げたいという声もありました。そのような声にお応えして、大勢でという意味を込めて「獨楽」ならぬ「倶楽(くらく)」茶会と名付けました。大勢とはいえ、三畳台目の獨楽庵を使用しますので、一席最大六名のコンパクトな茶会です。
倶楽茶会では、毎回ゲストをお招きして、獨楽庵を担当していただきます。獨楽庵にお越しいただいている皆様には、見慣れた獨楽庵が、ゲストの席主を得てどのような表情を魅せるかもお楽しみです。
今回は、松永耳庵記念館や甘柑荘をはじめ小田原・湘南を中心にご活躍中の無持菴・小張あゆみ氏に獨楽庵にて薄茶席を担当して頂きます。獨楽庵亭主の小坂宗優は、楓の間(八畳広間)で濃茶席を担当いたします。
開催日 令和7年2月16日(日) 午前10時より
会場 獨楽庵
薄茶席(獨楽庵) 無持菴・小張あゆみ氏
濃茶席(楓の間) 獨楽庵亭主・小坂宗優
会費 6,000円
《お申し込みは、こちらからお願いします》
八王子は昨年は2月5日に雪が降りました。今年は、2月2日。市内の各地で節分会が催されますが、雪の予報です。画像は、昨年2月5日の写真です。よく見ると白梅が咲いています。今年はいつ咲くのでしょうか。蕾はかなりおきくなっています。
2月2日の雪がそうなのかどうかは分かりませんが、『初雪』という有名な小唄があります。
「初雪にふりこめられて向島 二人が仲に置き炬燵 酒の機嫌の爪弾きは 好いた同士のさし向かい 嘘が浮世か浮世が実か 誠くらべの胸と胸」
何かの用事で隅田川を渡って向島に行ったところで雪に降られたようです。それは、どうやら偶然を装った逢瀬だったようです。「向島に行ったらさあ、雪に降られちゃって参ったよ」なんて家人には言い訳するのでしょうか。ともかく、四畳半に潜り込んで炬燵を挟んでさしつさされつ。いい調子になったところで女が三味線を弾き、小唄を唄っているようです。小唄だと分かるのは、「爪弾き」と言っているからです。こんな時の男と女の会話は、冗談なのか、真面目で言っているのか。どちらでもあって、どちらでもない。互いの胸のうちを探りつつ。そんな感じでしょう。
雪の便りを聞くと、唄いたくなる小唄です。
獨楽庵亭主は、小唄を嗜んでおります(小唄松峰派・松峰照正、準師範)。
小唄のことは、『亭主のひとりごと』でつぶやいております。