獨楽庵ではゴールデンウィーク中に炉を閉じで、5月は初風炉の風情です。ところが、春になったと思ったら、晴れた日には日中の気温が30度に届こうかという陽気になってしまいました。こうなると、獨楽庵の小間は空調がないので使えなくなります。夏の間は初座、後座とも空調のある広間「楓の間」でということになります。
それでは、獨楽庵の良さが伝わらないので夏場もなんとか小間を使おうとすると、考えられる手は早朝。午前6時頃からなら気温が上がる前に茶事を終えることができますし、そこから仕事に行くこともできます。さらに夜明け前から茶事を始めれば、時の流れとともに変化する陽を楽しむこともできます。
今年は、「朝会(朝茶)」、「暁の茶事」に挑戦してみようと思います。
午前6時席入。