今日の獨楽庵 – 2025年1月24日

青空が広がり穏やかな日が続く八王子です。今日は、お二人のお客様をお迎えしました。お二人とも友の会正会員でいらっしゃいます。いつもと何ら変わることのない、獨楽庵のおもてなしですが、それでも定期的に来庵頂けるのは、茶の湯の魅力が料理でも道具でもないことを示唆しているように思えます。それに胡座をかいてはいけないのですが。

二客でしたので、小さな唐津茶入を。銘は『夜乃梅』と読めるが、それでは羊羹・・・茶碗は一瓢庵の赤楽。替は伊羅保の小服茶碗。存在感抜群の大樋焼締水壺 泉喜泉造に小さな道具を合わせましたが、我ながらいい感じでした。

太柱の獨楽庵は今月いっぱいでお仕舞いにして、二月は三畳台目中柱の船越席に移ろうと思います。そして、三月になって釣り釜が恋しくなったら獨楽庵に戻ってこようと思います。獨楽庵を陽の席とすれば、船越は隠の席。背筋を伸ばしてお茶に対峙しようと思います。

コメントを残す