2026年2月のカレンダーを公開しました。あわせて2026年1月までのカレンダーを更新しました。

今後のイベントの予定
◾️ 獨楽庵風大寄せ茶会「第三回倶楽茶会」 2025年12月21日(日) 専用ページへ
◾️ 月釜
11月9日(日)、12月13日(土)、1月10日(土)、2月14日(土)専用ページへ
肌寒い一日。お客様もなく、道具の整理と炉の準備を進めました。全て納得して自ら求めた道具ですが、気持ちの移り変わりか、歳をとったのか、好みが変わってきていることがよく分かります。
獨楽庵では、自ずと喫茶は小間が中心になります。そうした環境で茶の湯を続けていると、小さな道具、控えめな道具が愛おしくなってくるようです。それとは裏腹に、若い頃に求めた道具は自己主張の強いものが目立ちます。真逆です。正直、そのような道具は遠ざける傾向にあるのですが、いつの日かそのような道具も取り入れて、納得のいく道具組みができたら、それは進歩したという証になるのかなあ・・・と思っています。
10月19日(日)横浜市港南区にある神奈川県戦没者で行われた「慰霊茶会」。私は神奈川県人ではありませんが、第一席の席主を勤めました。前週の東京茶道会に続き2週続いての席持ちでした。
慰霊茶会では、各流儀の代表が献茶を奉納していますが、宗徧流は鎌倉に宗家があると言うtこともあり家元が献茶をなさっています。今回は、次世代に思いをつなぐということで、家元三女の宗紗様が献茶をなさいました。今回の献茶は、人生で初めての献茶ということでした。記念すべき献茶に同席することができ門人冥利でした。私の第一席は献茶会場をそのまま使う席でした。茶室ではない場所での茶席の構築はしばらくしていなかったので、最初はペースが掴めませんでしたが、同門の助けもあってなんとか乗り切ることができました。
最後の一石は、お客様も少なかったので水屋も席入りしてもらい、私が点前をいたしました。獨楽庵では日常的にお話しながら点前をしておりますが、この日はどうも勝手が違いました。気が散ると点前も乱れますね。反省。
これで外部でのお茶会は一区切り。今後は、獨楽庵の茶会、茶事に集中します。まずは、11月9日(日)の月釜。11月16日には、茶事同好会「桑遊会」の記念すべき第一回。12月13日(土)には今年最後の月釜。12月21日には獨楽庵風大寄せ茶会「第三回倶楽茶会」を開催します。私は、八畳広間(楓の間)で濃茶席を担当します。12月の宗徧流らしい席にできればと思っております。ぜひ、お出ましくださいませ。
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