小間へ〜炉開き

あれだけ暑い暑いと閉口していたのに、肌寒さを感じる陽気になると、ふと夏の暑さが恋しく思えてしまいます。人は勝手なものですね。

永遠に続くかと思われた残暑も、ようやく出口が見えてきたようです。天気予報とにらめっとしながらできるだけ早く小間席を使うようにしたいと思っています。日中の気温20度が目安になるでしょうか。

そうこうしているうちに11月。待ちに待った茶人の正月です。口切りをすることは出来ませんが、11月は開炉らしく、普段と違って少々華やかな席にできればと思っておりますが・・・。

第一回 桑美会(そうびかい)開催中

古美術・藤本洋子氏による江戸時代の書画と茶道具展。

会期 10月2日(水) 正午〜17時
   10月3日(木) 11時〜17時
   10月4日(金) 11時〜16時

会場 獨楽庵
   〒192-0063 東京都八王子市元横山町1-14-9
   TEL. 042-633-1963、09032354127(亭主携帯)

*観覧無料。予約不要。お気軽にお出ましください。

正座不要の本格茶道

正座が苦手というだけで、茶道を諦めていませんか。茶道にとって正座は必須ではないと思います。正座をした方がよりよい(better)というとと考えています。初心者・未経験者を対象とした「桑都体験茶会」はもちろんのこと、獨楽庵茶会でもご所望のお客様には椅子をお出ししています。初座は椅子、後座は正座という組み合わせも少なくありません。

獨楽庵では、『力囲棚』による茶事をお勧めしています。『力囲棚(りきいだな)』とは、茶道宗徧流11世家元 幽々斎宗匠ご考案の立礼机です。千利休の遺偈から名付けられた『力囲棚』は他の多くの立礼机(りゅうれいじょく)と異なり、濃茶の道具にも負けない力強さがコンセプトです。ですから、『力囲棚』を使って、炭点前、濃茶、薄茶と茶事への展開も可能です。

経験豊富ベテランの茶道家が正座が厳しくなったという理由だけで、茶事を諦めるのはとてももったいないことだと思います。獨楽庵を舞台に『力囲棚』を使った茶事を催して、後進に思いを伝えてはいかがですか。

「お茶には興味があるのだけど、正座がどうも・・・」という方には、『力囲棚』を使ってお点前を指導します。『力囲棚』で点前の組み立てを理解してしまえば、自宅のダイニングテーブルでもお茶でおもてなしすることができるようになります。また、畳で正座しての点前にも応用することができます。

🔸🔸🔸 力囲棚をつかった、正座をしない本格茶道(体験) 🔸🔸🔸

日時 10月17日(木) ①15:00〜17:00、②18:30〜20:30
   10月18日(金) ①15:00〜17:00、②18:30〜20:30
   10月19日(土) ①15:00〜17:00、②18:30〜20:30

会費 5,000円

*参加者のレベル、ご希望(薄茶、濃茶、炭点前)に応じて体験して頂きます。
*11月以降も、随時開催します。

参加ご希望の方は、以下のフォームに必要事項をご記入の上【送信】ボタンをクリックしてください。


    11月29日11:3011月29日15:0011月29日18:3011月30日11:3011月30日15:0011月30日18:3012月1日11:3012月1日15:0012月1日18:30