今日の獨楽庵 〜 2025年1月14日

『獨楽庵茶会』に三名のお客様をお迎えしました。変わり映えしない懐石に続き、獨楽庵(太柱席)で濃茶、薄茶を差し上げました。お客様のうちのお一人は人生初l濃茶。濃茶の濃さ、香り、味わいに圧倒されたご様子。また、濃茶と薄茶でこれほど味が違うのか、驚かれた様子。素直に感想をのべられ、疑問におもったことは躊躇いなく尋ねられる。亭主冥利ですね。

獨楽庵の花入は、三宅亡羊作の竹尺八。銘「霜柱」。竹の肌のかせた感じが寒さを思わせるからでしょうか。茶入れは、益田鈍翁・大夫棗。茶碗は上口愚郎の井戸。茶杓は、小森松庵作。濃茶は高野の昔、龍門堂詰め。薄茶は友の白、丸久小山園詰。

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