小正月も過ぎたことでもあるので、正月に掛けていた日の出鶴の大幅を外して、一足早く「福内鬼外」筆は、岡田雪台公。節分と言えば豆まき。豆まきと言えば高尾山薬王院。高尾山薬王院と言えば天狗。という訳で、香合は大天狗。
今日は、お二人のお客様をお迎えしました。懐石は変わり映えせず、帆立貝柱の昆布締め、海老真薯、さわらの遊庵焼。茶席には、三宅亡羊作の竹尺八伐 銘「霜柱」を。花は椿。濃茶は、大樋・三代泉喜仙造の筒茶碗。替茶碗は、楽山権兵衛。岡田雪台公箱。
朝晩の冷え込みは相変わらずですが、日中は暖かい日が続いています。このまま春になるとは思えませんが、春が確実に近づいていることが分かります。