今日の獨楽庵 – 2025年1月22日

今日の獨楽庵茶会は“夜咄風“として午後4時席入りで始まりました。冬至から数週間が経ち、徐々に陽が長くなっています。午後4時から初座をはじめましたが、中立でも露地は明るく、手燭を頼りに雁行で露地をいくことはありませんでした。後座の途中からようやく陽が沈み“夜咄“の雰囲気が出てきました。

獨楽庵では、後座は小間で電灯を消し自然光だけ。灯が不足するならば蝋燭を使うことを原則としていますので、昼間でも“夜咄“的な雰囲気はありますが、やはり陽が沈んだ後の暗闇での蝋燭の灯りは格別なものがあります。

2月いっぱいは最終席入時刻を午後5時まで延長しています。暗闇の露地に置かれた行燈は冬の茶の湯ならではの風情があります。是非、体験してください。

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